礼拝説教
「終わりの日って、考えたことありますか?」
2024年11月16日聖霊降臨後第26主日(緑)
(マルコ13章1-8節)
私たちの父なる神と主イエス・キリストから、恵みと平安とがあなたがたにあるように。アーメン
終わりの日、終末を考えたことはありますか?
聖書には終わりの日、終末に関する言葉がいくつか語られています。恐ろしく感じさせる教えや、人間の想像を超える難しいイメージなども記されていますから、心配になってしまう人もおられるかも知れません。
実際、教会の歴史を見ると、終末に向けて熱狂的になってしまい、清さを求めて排他的に生きる人々がいました。
逆に、教えから目を背けて快楽に生きるようになった人々もいました。いずれの人々も、結局、神様を見失ってしまいました。イエス様が示されたのは、「目を覚ましていなさい」でした。信仰的に目を覚まして神さまを見失わないでいる、イエス様の示した愛と平和に生きる。それが、ふさわしく終わりの日を迎える者のあり方です。